非歯原性歯痛の主な原疾患である筋・筋膜性疼痛、神経障害性疼痛の診断に必須となる筋触診、知覚検査法、鑑別診断法などを実習で習得してもらうハンズオン＆グループワークのコースです。今年度は、新型コロナウイルス感染予防を考慮し、WEB開催と致します。
　事前のオンデマンド講義と小テストを修了していただき、セミナー当日は、筋触診や脳神経診査、定性感覚検査についてオンライン画面を通してデモンストレーション後に、Zoomのブレイクアウトルームを用いて、WEB上で6名のグループに分け、ファシリテーターの誘導の下、各自実習を行っていただく予定です。また、グループでの症例を用いた臨床診断推論実習も同様にグループ実習にて実施する予定です。
当日のセミナーがスムーズに実施できるよう、事前にオンデマンドによる講義受講と小テストの他に、WEB接続確認テストなども御参加いただきます。
　初めてのWEBセミナー開催であり、多々行き届かない点もあるかと思いますが、講師および委員ともに、学ぶ機会を継続することの大切さを感じております。オンデマンド講義での質疑応答用の掲示版なども積極的にご利用いただき、実習当日も熱いディスカッションを交わせるWEBセミナーに出来ましたらと考えておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
　また、今回のWEBシステムの管理におきましては、当学会のIASP教育システム開発プロジェクトチーム（プロジェクトリーダー：佐々木啓一先生）の全面的な技術サポートによって運営しております。Netcommons3を用いた今回のサイト構築においては、同プロジェクトチームのシステムイメージ構築担当の小長谷光先生（明海大学）、大野由夏先生（明海大学）をはじめ、明海大学の医局スタッフの皆様にもご協力をいただいております。開催に際して、ご尽力いただきました関係者の皆様には、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。